展示会会期：2023年7月18日〜7月30日
7月22日
トークショー：16時30分〜18時00分
レセプションパーティー：18時00分〜20時00分
7月29日
トークショー：16時30分〜18時00分
入場料：500円(学生無料)
開廊時間：10時30分〜18時30分
(初日14時30分から)
(最終日15時まで)
月曜休館
展示会開催趣旨
VoidTokyoは、紙媒体に残すZineを定期的に刊行することを目的として2017年に設立されました。
当初の目的を現在も主にしつつも国内外からそれが大きな反響を呼び、展示を合わせて行うことも多くなりました。
今回はヒコヒコギャラリーからの招待を頂戴し、ここに現メンバーの写真展「写路」を開催いたします。
各メンバーがそれぞれの視点から捉えた東京を一同に合わせて展示することにより、多角的に東京という世界都市の一端が垣間見えてくるのでは
ないかと期待するものです。
今回の展示では昨年に急逝したメンバー、藤谷弘樹の写真もあり、現在のVoidTokyoの集大成となる写真展を目指しました。
皆さまの目に留まる東京がここにあることを願っております。
VoidTokyo一同
Tatsuo Suzuki / 鈴木 達朗
Born in Tokyo in 1965, graduated from Waseda University School of Law.
At the age of 43, he started photography(2008).
After 25 years in sales at Fujitsu Limited, began his career as an independent photographer(2014).
An avid street photographer, he has also taken up portraits in Tokyo.
He gathers VoidTokyo, a street photography collective, regularly publishes zines and exhibits, and presents photographs.
In 2016, he won the grand prize at the Steidl Book Award Japan, a dummy book award, and Steidl published his photo book “Friction / Tokyo Street” in June 2020.
Since 2019, he has published his zine, TOKYO STREET, up to Vol.6(final issue).
1965年東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。
43歳から写真を撮り始める(2008年）。25年間富士通に営業として勤務後、退職。写真家として歩み始める（2014年）。
ストリート写真を中心としつつポートレートも鋭意撮影。
VoidTokyo主宰。
2016年、Steidlダミーブックアワードでグランプリを受賞し、2020年Friction/Tokyo StreetがドイツのSteidl社から刊行される。
2019年からは自主企画のTOKYO STREET Zineの刊行を始め、最近Vol.6が発刊され完結した。
Tadashi Onishi / 大西正
Born in 1973 Tokyo, Japan. He photographs the cityscape and street life combined with social nature to find common ground between the street and documentary photography in Tokyo. He is awarded photographer, publishing books, producing the photo exhibitions and founding the new-style photo projects.
<ROZOU PROJECT founder, VoidTokyo member, Stoneage crew>
1973年東京生まれ。スナップ写真とドキュメンタリーの接点を模索するため街景や日常生活における社会性を日々撮影している。現代社会を投影する自己をスナップ写真という手法により浮かび上がらせる。
<路像プロジェクト主宰、VoidTokyoメンバー、Stoneage crew>
Web links:
www.linktr.ee/tadashionishi
Instagram/Twitter/Tumblr:
@tadashionishi
Ash / 川音真矢
ストリートフォトグラファー、1980年神奈川県生まれ。
2016年頃より東京の都市を中心にストリート写真を撮り始める。都会に暮らす人々の表情を通して、その街の移り変わりを記録すべく日々撮影をしている。
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2017 一般公募部門ストリート・カテゴリ ショートリスト、レンズカルチャー マグナムフォトグラフィーアワード2017 ファイナリスト等、海外を中心とした様々なコンペティションに入賞している。
2018年3月、東京で個展「Scrap and Build」を開催。東京のストリート写真誌「VoidTokyo」のメンバー。
Kawara Chan
鎌倉生まれの日本人。妻であり母であり、東京を拠点として活動するストリートフォトグラファー。画家志望で芸大に入るが、学生時代から始めた音楽活動でヴォーカリストとしてのキャリアがスタート。写真への情熱はInstagramから生まれ、2015年頃からストリートフォトグラフィーを始める。2017年に鈴木達朗氏の声掛けにより11人のメンバーが集まりVoidTokyoを設立。今年で活動7年目を迎えた。
Website : www.kawarachan.com
Instagram：@kawarachan_
Tadashi Yamashita/ 山下忠志
1976年大阪生まれ。
ビジュアルアーツ大阪主席、スタジオ勤務を経てフリーランスカメラマンとして活動と同時に写真家として作品制作、発表を続けている。
東京在住の写真家。主に人間模様を撮影している。
個展
2004 其処にあるもの其処にいること 新宿ニコンサロン
2006 其処にあるもの其処にいること visuaiarts gallery Osaka
2008 さよならニッポン 新宿ニコンサロン
2010 鉄の人 銀座ニコンサロン
2011 FLOWERS Bar 区と間
2023 トーキョーロマンチカ RED gallery
他グループ展多数S
藤谷弘樹 (1964-2022）
2008年頃よりストリート写真を撮り始め、東京の都市を中心に精力的に撮影活動を継続。
光と影、喫煙シーン等を好み多くの傑作を残す。
また近年はダミーブックの制作にも取り組み、よりストーリー性のある写真表現にも注力していた。
2017年VoidTokyo 設立メンバー、中心人物として最後まで活動。
JOEL PULLIAM
1974年アメリカ合衆国生まれ。ハーバード大学学士(歴史・文学専攻)、ハーバード法学大学院法学博士を共にMagna Cum Laude(優等位)で取得。2018年より、東京に在住。近年ではTokyo International Foto Awardsにおいて写真集『The Consolation of Dew』が最優秀賞を獲得、デビットアランハーベイ主催バーンマガジンでのフォトエッセイ選出、スペースプレイスギャラリーおよびニジニ・タギル美術館での個展開催、加えて第9回プリピクテ賞へのノミネート等。近著として『Furukawa』(2022年)、『Slopes』(2023年)。
Joel Pulliam was born in the United States in 1974. He received a B.A. in History and Literature, magna cum laude, and a J.D., magna cum laude, both from Harvard University. He has lived in Tokyo since 2018.
Recent recognition of Joel’s work includes 1st place at the Tokyo International Foto Awards for his book, The Consolation of Dew; the selection of a feature photo essay by David Alan Harvey for Burn Magazine; solo exhibitions at Space Place Gallery and at the Nizhny Tagil Museum of Fine Arts; and nomination for the 9th cycle of the Prix Pictet.
Joel’s most recent publications are Furukawa (2022) and Slopes (2023).
JOHAN BROOKS
ヨハン・ブルックスは東京を拠点に活動する報道写真家兼ストリートフォトグラファー。イギリスに生まれ、ニューヨークで育つ。日本に移り10年以上になる。
2021年よりVoidTokyoのメンバー。
人々の暮らし、そして人と人、人とその生活空間との関わりを主な対象として撮り続けている。注目される作品に「Fire Corps」や「The Erosion Beneath」など多数。これまで東京以外に、イタリア、アメリカ各地でも作品を発表。中でもサンフランシスコのCrunchyroll HQでは彼の写真が常設展示されている。このほか彼の作品はThe Japan Timesをはじめ、出版物やさまざまな媒体で目にされている。 https://www.johanbrooks.com
Johan Brooks is a photojournalist and street photographer based out of Tokyo, Japan. He was born in the UK, grew up in NYC, and eventually found his way to Japan, where he has been living for over 10 years. He became a member of VoidTokyo in 2021.
Johan primarily documents the lives of people and their relationships, both with each other and their environments. Notable completed projects include “Fire Corps“ and “The Erosion Beneath“, among others.
His photography has been exhibited in galleries and other establishments in Tokyo, Italy and the US, including a permanent installation at the CrunchyRoll HQ in San Francisco. His work also appears in numerous books and online publications, including The Japan Times.
藤 貴広 -Takahiro Toh-
大学生のころ某有名テーマパーク年間パスポートを購入。それをキッカケに一眼レフも購入。キャラクターしか撮らないのもカメラが勿体無いので、都市夜景の撮影をはじめる。展望台からの景色に飽きてしまいヘリコプターからの空撮夜景をはじめる。
それも飽きる。ふと新入社員の頃に始発の電車から見た街の景色を思い出し、ストリートフォトを撮りはじめて2021年にVoidTokyoへ正式加入し今に至る。
