展示会について
「光の記憶・詩の余白」
言葉が描く情景に写真が応じ、  
写真が掬い上げる静けさに言葉が寄り添う。  
本展は、作詩家・髙畠じゅん子と写真家・栗田尚による  
「詩と写真の共作展」です。  
言葉と写真は互いの特性を保ちながら重なり合い、  
読むことと見ることを行き来する中で、  
鑑賞者の心に新たな感覚を呼び覚まします。  
光と影のあわい、時の流れの手触り、沈黙に漂う記憶。  
そこに言葉と像が交差し、解釈を超えた「余白の場」が生まれます。  
読むことと見ること、  
そのあいだに生まれる微かな気配を、ぜひ感じてください。